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2021/02/28 21:55

3月になり、春野菜が美味しい季節が近づいてきました。もうすぐ春が近いので、春野菜が市場に出回り始めます。食卓の装いが、冬野菜から春野菜に代わるこの季節に、業務用野菜卸でも春野菜への問い合わせや注文が増えてきます。

今回の記事では、3月にちょうど旬を迎える美味しい春野菜をいくつか紹介していきます。
業務用野菜卸を利用している飲食店の方は、ぜひ春野菜を使った新しいメニュー作りに挑戦してみて下さい。

つぼみな(蕾菜)

つぼみなは、からし菜の変種とされています。通常のからし菜は葉を食べるのに対して、つぼみなは、わき芽の部分を収穫して食べるもので、平成19年から福岡の市場での販売が始まった比較的新しい野菜です。福岡県でしか栽培が認められていない希少な野菜なので、業務用野菜卸で取り扱いがあるかどうかは問い合わせてみて下さい。

特徴としては、コリコリとした食感です。火の通りも速いので、調理しやすいことが挙げられます。また、栄養価としては、GABA(γ―アミノ酪酸含量)がたっぷり含まれており、血圧降下作用や精神の安定にも作用するといわれています。また、β-カロテン、ビタミンEなども含んでおり、体調を整えるのにもピッタリです。

菜の花

菜の花(なのはな)はアブラナの花芽で、菜種油だけをとるための品種もあります。ブロッコリーやチンゲンサイ、キャベツや白菜も同じ仲間です。

菜の花は2月から3月にかけてが旬ですが、春の食材を出したい料亭などからの注文にあわせてそれよりも早い時期から収穫されるものもあります。

日本での菜の花の最大の産地は、千葉県の南房総地域です。次いで徳島県、香川県などで栽培されています。

フキノトウ

フキノトウは、日本原産の山菜の一つであり、全国に自生しています。全国の山野に自生しています。フキノトウが咲いた後は、地下茎から伸びる葉(フキ)が出てきます。

早春の到来を告げる苦みのある食材として、古くからてんぷらや和え物などの料理に広く利用されています。

フキノトウは、雪解けの春先にいっせいに芽を吹き出しますので、地方によって収穫できる時期に違いがあります。

摘んだばかりのフキノトウはとても清々しい香りがあり、苦みも少ないのですが、時間と共にアクが強くなり苦みやが強くなります。鮮度が非常に大切な春の野菜です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。春の到来を告げる春野菜を食べると、気持ちが前向きになれる、そんな不思議な力が春野菜にはあります。

長い冬が終わりに近づいたこの時期に、お気に入りの春野菜や、珍しい春野菜を業務用野菜卸から仕入れて、ぜひメニューに加えてみて下さい。

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