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2021/03/07 23:34

3月は、ちょうど冬から春に向けた季節の変わり目です。
昼夜の寒暖差が大きいので、どうしても体に負担がかかり、自立神経の乱れから、睡眠不足やダルさを訴える方が増えてきます。おまけに花粉症を発症する方は、鼻詰まりや目のかゆみも加わって、心身のバランスを崩しがちに。

このような季節の変わり目に、体調を整えるためには、毎日の食事に季節の野菜を上手に取り入れることが有効なのです。

実は、いつも食卓に並んでいる、普通に食べているありきたりの野菜でも、体調を安定させる働きがある栄養を豊富に含んでいるものがあります。

今回の記事では、そのような働きが期待できる野菜の中から、代表的なものを2つ取り上げていきます。主な栄養素とその働きについて簡単にご紹介しますので、飲食店などでメニューに取り入れる際や、業務用野菜卸から仕入れる際の参考になれば幸いです。

「ブロッコリー」
ブロッコリーはきれいな緑色で、食卓が華やかになる人気の野菜で、業務用野菜卸でも輸入物を中心に通年で取り扱いがありますが、国内でも栽培時期をずらして多くの地域で栽培されています。旬は11月~3月頃といわれています。

ブロッコリーはとても栄養価の高い食材で、特にビタミン類が豊富です。ゆでたブロッコリー100gにはビタミンCが54mg、ビタミンEが2.1mg含まれています。

特にビタミンCは、ストレスを感じたときに分泌されるコルチゾールの影響で大量に消費されてしまうので、毎日の食事から摂取する必要があります。

調理する際は、ゆでても美味しいですし、肉やアスパラガスなどと一緒に焼いたり、カレーやシチューなどの材料としても美味しいです。

「トマト」
トマトは夏野菜のイメージがありますが、実は高温多湿に弱いので、冷涼で乾燥した気候を好む野菜なのです。この点で、春先も旬ですし、秋から初冬も味がよくなります。
トマトは全国各地で栽培されており、北海道、熊本、愛知、茨城県などが産地として有名で、業務用野菜卸でも通年で取扱いがある人気の野菜です。

トマトに含まれる栄養素の代表格は、GABA(ギャバ)です。GABAは人間の脳内にあり、リラックス効果や血流促進効果があるとされており、野菜の中でもトマトには多くのギャバが含まれています。

調理する際はサラダなども美味しいですが、ボルシチやミネストローネなどのスープ料理の材料にしたり、ペースト状にしてスパゲッティのソースにするのも美味しいです。

まとめ
今回の記事では、3月頃が旬の野菜の中から、特に人気の野菜を2つだけ取り上げました。
体調を崩しがちな季節だからこそ、本当の旬の野菜を上手に取り入れることが大切です。
何でもないありきたりの野菜も、心身の健康維持の強い味方になりますので、ぜひメニューに取り入れてみて下さいね。

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